カテゴリー: はたらきかた

インターン報告2:2018/10/2

清泉女子大学       川口ほの花

アートイベントのインターンとは?と興味を持ち紀の国トレイナートのインターンに参加しました。インターンの中で、イベントの事務や街づくりに携わっている商工会議所の方や、紀州材を産直している山長商店さん、トレイナートで作品を制作しているアーティストの方々などたくさんの方とお話したり、作業の現場を見学したりさていただく機会がありました。

木材加工の山長商店の見学

アーティスト荒井さんから作品「nest」について聞く。

お話の中で、自分のやりたいことを形にしながら地域の活性化のために動いている方や地域に愛着を持っている方など、みなさん様々な和歌山に対する思い入れがあることがわかりました。和歌山出身ではないアーティストの方もトレイナートを通して地域の人と繋がりを増やしていて、私たちも作業中に地域の方に声をかけてもらうなどトレイナートがとても地域と密着したイベントだと実感しました。

地域のアートイベントでのインターンは、アートイベントの運営や実行を間近で見るだけでなく、イベントに関係する地域の役所や企業の仕事、地域の人とのかかわりなど、イベントの参加者側からはわからない繋がりを見て、体感することができるものです。今回イベントは地域の人を含めたくさんの人の繋がりで成り立っていくことや、いろいろな業種があることとそれらが繋がっていること、働き方は一つではないことなどを学べました。このようなインターンはまだ少ないですが、今後働き方が多様化していく中でインターンの形の様々になっていくと思います。トレイナートのインターンに参加できたことは自身にとってとても価値のある経験になりました。

 

湯川駅の清掃作業

作成中の積木の茶室

インターン報告1:アートイベントでインターンする2018/10/1

立教大学 観光学部3年 藤井涼太

『未知』

その言葉に尽きる。
和歌山なんて行ったことない、アーティストと話したことなんかない、そもそも4CYCLEのHPよく分からない、他のインターン生もみんな知らない人、不安だった。

そしてインターンが始まった。
初めて訪れる和歌山県の雄大な自然に見惚れてしまった。
受け入れ先の方々も皆さん優しい。

一週間が経ち、様々な方に会った。
県内外問わず全国から集まるアーティスト、それを支える実行委員会、田辺のまちづくりに尽力する人、地元の木材を活かす職人、観光を盛り上げている人。

皆さんが言う。「つながりは大事だ」と。
誰一人として一人では働いていなかった。
たくさんの人との関係の中で一つのアートイベントが形成されていた。

僕らインターン生もその歯車の一部になっていた。

東京生まれ東京育ちの僕は、ありがちな言葉ではあるが、「出会いの大切さ」を知った。
ありがちということは、普遍的である、ということではないか。

行ったことのない所だったから、接点のない人たちだったから、枠にはまらない会社だったから、0からの関係だったから、あんなにも出会いに溢れていて、ワクワクしたのだろ
う。